くらしと大地の応援ブログ

あけましておめでとうございます

 ハッピーニューイヤー。ジャン・ミノルです。

 実は、一昨年のプランターによる大豆栽培の失敗の責任をとり、このブログの担当を辞めようと、いろいろ悩んでおり1年ほど休暇をいただいておりました。しかし、私を応援していただいているメールが殺到(本当はブログが更新されていないという声らしい)していると聞き、再度、このブログの担当をさせていただくようにお願いしました。
 今後は、心機一転、職務を全うできるように頑張りますので、よろしくお願いいたします。

 というわけで、新年を迎えたということで、JAの後藤角雄代表理事組合長にインタビューしてもらいたいという「業務命令」が出ましたので、新年最初のブログは、いつものようなジャン・ミノル節を封印して、真面目に後藤組合長にお話を伺ってきました。


〈新春インタビュー〉 
 昨年3月、わが国最大規模の東日本大震災は、地震だけではなく大津波、原発事故を引き起こし、その被害や影響は被災地だけにとどまることなく、経済や電力不足、そして私たちの暮らしなど広範囲におよび、あらためて自然の猛威を思い知らされました。
 また、一昨年、「TPP(環太平洋連携協定)交渉は関係国との協議を開始する」という基本方針が決定され、これまでJAグループは医療・消費者団体などと参加反対を訴え続けてきました。しかし昨年11月、野田佳彦首相が基本方針通り、関係国との協議に入ることを表明。交渉参加ではないというものの、事実上参加への扉を開いたと受け止められます。
 いまなすべきことは、発生から間もなく1年を迎える東日本大震災の復旧・復興と、深刻な被害・影響が出ている農業生産の復興対策が最重要課題であります。また、TPP交渉の参加阻止に向けたさらなる運動の展開、進行する農家の高齢化や担い手不足など課題が山積するなか、「農」を基軸とするJA、よりよい社会を目指す協同組合としての真価が問われています。
 今年は「国際協同組合年」であり、地域の絆を大切にする協同の力を生かし、さらに発展するための転換期を迎えたともいえます。年頭にあたり、後藤角雄代表理事組合長に農業・JAが直面する課題や考え方などを聞きました。

組合員と絆を深めながら
協同組合の理念を共有する人づくりへ

JAグループなど農林水産団体や消費者団体などの反対にも関わらず、TPP交渉参加とも言える政府の判断は、どう感じられましたか。


 JAグループでは、昨年1月から消費者団体とも連携して全国で反対署名運動を展開し、1166万人を超える署名が集まりました。また、都道府県の9割、市町村議会の8割が反対・慎重な対応を求める意見書を採択し、さらに国会請願では、国会議員の半数を超える議員が賛同し、民意は反対・慎重な対応にあるにもかかわらず、この決断は納得できるものではありません。
 
 今後は、例外なき関税撤廃をはじめ、経済、医療、労働環境、食など、農業だけにとどまらない広い分野で厳しい要求に直面することが予想されますが、断じて国益を損なうことは認められません。さらに交渉参加阻止に向けて強く訴える行動を続け、将来に禍根を残さないように日本の食と暮らし、いのちを守っていきたいと考えております。

今年は、国連で決議された「国際協同組合年」です。これは深刻な経済危機が続き、農業開発の遅れや飢餓がはびこるなかで、協同組合の果たす役割が高く評価され、助け合いの精神を取り戻すことが期待されています。JAも協同組合のひとつですが、この国際年をどのように受け止めてみえますか。

 東日本大震災の復興に向けた多くの支援は、「一人ひとりでは弱い立場の人々が連携して助け合う、相互扶助の精神」という協同組合の考え方が生きているのではないでしょうか。被災地・被災者を思いやる気持ち、助け合い、人と人のつながりや絆は、まさに協同組合の原点であり、強さでもあります。

 大震災によって失ったものは計り知れませんが、人が集まって心と力を合わせる共生社会への大切さを多くの方が感じました。復興に向けた支援を最優先に考えながら、組合員の皆様方と私ども役職員が協同組合の目的や役割などを再確認し、国際協同組合年のスローガン「よりよい社会を築きます」という願いに近づけていければと考えております。

管内の農業は、米や麦・大豆などを中心に全国に誇れる土地利用型農業が展開され、また園芸では県下トップクラスの産地が数多くあり、県内農業の先導的役割を果たしています。一方では、これから先の農業を考えると、農業従事者の高齢化や担い手不足などの課題は、TPP問題と同様に大きな課題です。そのためには、まず地域の農業に将来展望を見いださなくてはいけませんが。

 すでに集落座談会等を通じて説明しておりますが、昨年は5年後に西美濃農業があるべき姿「JAにしみの農業振興ビジョン」(平成23年度〜平成27年度)を策定し、農業所得の向上と元気な農業・農村づくりなどを目指して取り組んでおります。このビジョンでは、管内農業の特徴である土地利用型農業をさらに推進するため農地の集積率を44%から50%以上に、また園芸面では現在の産地を維持しながら新たな作物の導入と産地化、加えて販路や販売チャンネルの拡大などの有利販売、地産地消の拠点でもあるファーマーズマーケットの利用拡大などで、販売高100億円を目指します。

 ビジョンは未来像とはいうものの、実現に向けて実践していくことこそ農業が抱える諸問題を解決する糸口となり、しいては西美濃農業の将来につながるものと確信しております。

西美濃農業の将来につながるビジョン実現には、JAの重要な事業である指導事業をはじめ販売事業の強化も、これまで以上に求められます。強化策について、どのように考えてみえますか。

 営農経済センターの営農指導員とグループ長支店の営農アドバイザーの配置で、「出向く営農指導体制」の基礎はできつつあります。「もっと専門性を高め、レベルの高い指導を」という声もありますので、その期待に沿えるように営農指導員の資質向上と体制強化に努めていきます。また、営農指導だけでなく経営内容にも踏み込んだ指導も必要で、そのために農家の経営規模や労働力、後継者の有無など、基礎になる農家のデータ収集と活用が必要と感じております。こうした生きた情報を集め現状を分析して次につなげることこそ、地域の特徴を生かした農業振興には重要で、農家の情報を収集する活動も必要になってくると感じております。

 さらに販売事業においても、市場流通を基本としながら有利販売につなげる方法を見出していかなければなりません。JA全農が中心となって展開する直販事業との連携はもちろん、JAでも販路拡大や有利販売に向けた手段を研究・検討し専門性を高めた新しい取り組み、現在主流の市場流通の分析を行い、必要に応じて見直すことも検討していく必要があります。総合事業を展開するJAの特徴を生かし、農業所得の向上につなげていく取り組みが強化策につながっていくと考えております。

最後に、組合員や利用者などの皆様方に向け、新年のメッセージをお願いします

 昨年策定したJAの経営ビジョン「第5次中期計画(平成23年度〜平成25年度)」が、経営面では柱になります。加えて、国際協同組合年にふさわしく、JAの原点である地域農業の振興とよりよい社会の実現に向けて、協同組合の理念を共有する仲間・人・JAづくりという組織の基礎にも目を向け、組合員とJAの絆を深めていきたいと考えています。

 さらに相互扶助という精神を基に、組合員の方々を中心に利用者、そして役職員がチャンスに変えるアイディアを出し合い磨きながら、農業や協同組合の原点に立ち返って、食や農、地域を守っていくことを目指していかなければと感じております。

 最後になりますが、皆様方のご多幸とご繁栄を心よりご祈念申し上げ、より一層のご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げ、年頭のメッセージとさせていただきます。

とある大豆の観察日誌(メモリーログ) シークエンス5

チャオ!みんな突然の寒さに風邪をひいてないかい?
久しぶりのジャンミノルだよ!

え?さぼってたのかって?人聞きの悪い!

お米の収穫農業祭に、忙しくて寒がる暇もないよ!ほんとうだよ!!本当だってば!
農業祭じゃ私が「にしみのブランド」クイズコーナーの出張宣伝までやってるのに!

しかしなぜ私が宣伝に抜擢されたのか・・・わかりますか?

そう!
それは!
実りの季節、ミノリの季節、ミノルの季節!!
風邪よりになる!ミノルの独壇場!!!!
 
なのですが!
私には!彼らを差し置いて前に出るなんて・・・という心残りがありました・・・

 
それは、長らく見守ってきた大豆諸君です!
 
あれだけ生長が危ぶまれた季節はずれの播種と天候に加えこの寒さ・・・
 
前回おみせしました10月1日の房の様子です。
房がついたものの、ぺちゃんこで茎だか房だかわかりません。
 
果たしてこの後しっかり膨らむのでしょうか!?

どうなってしまうのでしょう大豆達は!?
 
 
しかし見よ!
このこのを!

これが大豆だエダマメだ!
 

 
しっかり実をふくらませ今やはちきれんばかりです!

よくぞ耐え抜きました!




これくらいの時期に収穫すると、ご存知エダマメになります。
 
しっかあ〜〜〜し!

今回は大豆と銘打って育ててきたのですから!
今生長の芽を摘むわけにはいきません!!
 
辛抱強く待ちましょう!
 
一方、固さを増していきます。
10/29
10/29

11/1
11/1

写真じゃ伝わらないのが残念ですが、しっかりした感触なのです。
芯の強くなってこそ男ということですね!
 
ちなみに!房の数93個!

3つ2つのプランターに3箇所ずつ、つまり合計18個播いたわけですが・・・・
それでも生長した芽の数は15本、そこから93個房がついたんですね!
大体5〜7房実らせたものが多いです。最多で10房つけました。

実は、適正な播種時期で上手く栽培すれば1株90個つくのが大豆の強さです。
ううむ、やはり悪条件が重なりすぎたんでしょうね・・・

しかしそれでもこれだけつけたのは、根性でしょう!
努力と根性負けません!!
 
そして霜月に突入した11/5
 
11/5
11/5
 
とうとう葉が枯れてまいりました!
大豆の収穫は葉が枯れてから!さあもうカウントダウン開始です!!!


これが最新11/16の様子です。


だいぶ枯れてきました。


中身もしっかりあるようです。

さてこの大豆、収穫適期はいつごろになるのでしょうか!
聞くのはもちろん!お世話になっている営農指導員伊東さんです!


大豆の収穫適期は、葉が完全に落ちて、莢を振るとカラカラと音がしてから
一週間後程度です。もう少し待ってください。
収穫のころには、子実の水分は18%になります。

農家の方の場合でしたら、機械で収穫されるかと思いますが、
泥を噛んで汚損粒がでないように、刈り取りの高さを高くしてください。


まだまだ待たねばならんのですね!
管内では既に刈り取りが済んでいるところが大半ですが・・・
これから寒くなっても!がんばって乾燥しきってほしいところです!!

それでは!!
最近ペースが落ち気味なブログもジャンジャン取り戻していけるよう私も気合を入れてまいりたいとおもいます!!
アリーヴェデルチ(さよならだ)!!!

第1回なぜなに「よい食」討論箱!

チャオ!めっきり涼しくなって元気なジャンミノルでございます!
暑さから開放されて、みなさん食欲モリモリでてきたんじゃないですか!?
私も早速手当たりしだいに口にモノを入れている次第です。

そう、食がもりもりすすむ「食欲の秋」です!
だからこそ!最高に良い食べ物を食べたい!
そう思いませんか!!
 
でも良い食べ物ってなんでしょう?

 
以前、JAグループが取り組む「よい食プロジェクト」というものを紹介しましたが、みなさんは覚えておいででしょうか。
「よい食」とは何かを考え、「よい食」の実践を推進するプロジェクトです。
(詳細はこちらをクリックして以前の記事をご覧ください)
旬を迎える農産物が豊富に収穫される時ですから、どうせなら「よい食」としていただきたい。
でも「よい食」とはなのでしょうか?
笑顔で「よい食」を食べる、という頂に登るために必要な事ってなんでしょうか??
 
わからぬなら聞いてみるべし!
 
遥かなる「よい食」を目指していざ西方!
食に関わる色々な人に「よい食」について聞いてみましょう!!!!
 
 
といっても、一口に「『よい食』についてどう思いますか!?」なんて…
 
聞くは易し答えるは難し、突然答えられるものではありませんよね。
 
なので!今回は私が先陣を切って考えてみました!
 
「よい食」についてどう思いますか? 〜広報大使の立場から〜

          
 
 
 ご存知、私ジャン・ミノルはJAにしみの広報大使です。その仕事は、管内を飛び回り
農業の魅力と現状を皆さんにお伝えする事ですので、必然、にしみのブランドに代表される
農産物をアピールするのも任務のひとつとなります。
しかし、単純におすすめしても簡単に受け入れられるものではありません。
そこで、どうして、にしみの農産物を薦めたいのか、私なりにまとめてみました。
 
「安全」×「おいしい」=「地産地消」
 昨今、「安全」は消費者の方が食品を購入する時に最も意識される事でしょう。
しかし一重に安全といっても、どういう基準で選べばいいのでしょうか?

 その答えはパッケージと売り場にあります。

例えばにしみのブランドの中には、パッケージに生産者の顔と、どんな努力で農薬を減らしておいしく栽培しているのか、
説明が書かれていたり、ホームページのアドレスが掲載されている農産物がいくつもあります。

また、直売所に行くと、販売されている農産物の残留農薬検査結果が表示されています。
これらは生産地である地元と密着しているからこそ出来る事なのです。

 そしてもちろん大切なのは、「おいしい」こと。
 農産物は鮮度が命です。とうもろこしのもぎ立てが信じられない程甘い事は有名ですね。
どんな農産物も採れたてが一番美味しいにきまっているんです。
しかし生産地と消費地が離れれば離れるほど、どうしても店頭に並ぶまでに時間がかかり鮮度が落ちてしまいます。
となると、地元の農産物の方が、採れたてで店頭に並ぶ場合が多く、どうして人気なのかわかる気がします。

 生産地と消費地が近いということは、環境への配慮という点でも良いことです。フードマイレージといって、食料を生産地から消費地までにかかる食料の輸送距離と重量を表した単位があります。日本国全体でのフードマイレージは世界でも群を抜いています。地域である以前に、国としての地産地消が世界から求められる時代でもあるのです。

 
 「地産地消」とは、「地元の農産物を、地元で消費する」ことですが、なぜ「地産地消」が大切なのでしょう。
それは良いことが詰まっているからです。上で述べた事ばかりではなく、地元で採れたという、顔がみえるという、言葉で表すとそれだけのことが、わたしたちに大きな安心感を与えてくれます。
 
 ではここで、「よい食」とはなんだろうと考えてみましょう。
 
 私にとっての「よい食」とは、「生産者の方が良いと思う農産物」を「消費者の方が良いと思って選んで食べる」ことだと思います。
それはすなわち、生産者と消費者の距離が、情報的にも物理的にも近く関わりあっている事からはじまるのではないでしょうか。
 
 もちろん農産物すべてを管内でまかなおう!なんて言えません。
おいしいものがおいしく育つには気候と地形も重要です。しかしその中で、なるべく近く、なるべく顔のわかるものと選んでいけば、
きっと安全でおいしい農産物が、私たちの元に届くでしょう。
 
 そして私、広報大使ジャン・ミノルは、皆様の「よい食」をナビゲートすべく、どのように安全で、おいしく、魅力があるのか、
ジャンジャンお知らせしていきたいと思います!
 
 
珍しく真面目に語ってみましたがいかがでしょう皆さん!私今かっこいいですか!?
じゃないですね。
どうでしょう、皆さんの「よい食」を考えるきっかけになれたでしょうか?

こちらの「みんなのよい食プロジェクト」公式ホームページでも、
「よい食」運動の紹介や「よい食」ガイド、みんなで考える「よい食」宣言などがあります。
中でも「みんなの『よい食』宣言」のコーナーは、毎月テーマにそってみなさんの「よい食」宣言を募集しています。
われこそは「よい食」実行者也!という方は是非是非投稿してみてはいかがでしょうか!
殿堂入りを果たすとなんとプレゼントが貰えちゃいますよ!

私の考える「よい食」、みなさんの考える「よい食」、きっと多様な面をみせるでしょう。
ぜひ皆さんも、ご自身にとっての「よい食」を考えてみてください!

とある大豆の観察日誌(メモリーログ)シークエンス4

チャオ!DOKIDOKIの展開からはや半月・・・・
ハモグリバエ、バッタ・・・前回天敵達の襲撃を受けた大豆諸君の運命やいかに!
おまたせしましたとある大豆の観察日誌!今回もミノルがお届けします!
 
ようやく暑さもやわらぎ、大豆諸君もすごしやすそうです。
ところどころ、にっくき害虫共の被害はみられますがしおれる事なく立っております。

おっと・・・・?
何か違う色のものがありますね?もちろんバッタなんかじゃございません!
これは・・・・

9/21
9/21
が咲きました!

こじんまりとしたかわいい薄紫の花です!!
大豆を実らせるのには欠かせない花!!やりましたね大豆諸君!!!



他の芽にもしっかりがついています。
これは期待できるぞ・・・・!!そう!の次はさや!!
そこまで見えればもう安心のはず!!!!!
 
わくわく日々をすごしていたところ!
 
 
 9/28
9/28
大豆しょくーーーーーーーーーーーっん!!!!!!
豪雨の勢いに耐え切れず頭が重く垂れ下がっています。
あの細さでは自重を支えるので精一杯だったのですね・・・・
今はまだ折れていませんが、ほうっておくのは心配です。
 
そこで!今回もまたまた営農指導員伊東さんが助け舟を出してくれました!!!
 
9/29
9/29
ジャジャーン!
なんということでしょう!あんなに曲がってしまっていた大豆達がごらんの通り!
支柱により伸び伸びと天を仰ぎ見ております。
これなら沢山植えられないため倒れがちなプランターでも安心ですね!

支柱に絡ませるのではなく、支柱と支柱間にめぐらせたビニールテープに持たれかけている状態です。
如何せん適正時期を大無視して播種した反骨大豆、時には支えが必要なんですね。
 
これで一安心です。
 
と・・・おおお!!!よおくごらんください!!


10/1
10/1
 
さやがついています〜!!!
まだまだ小さいですがあちこちについています!
期待が一気に膨らみました!!!さやも膨らんでほしいものです!!!

どうでしょう伊東さん、現在の彼らの成長は!?


今年は、大豆の害虫であるハスモンヨトウに対する注意報が出ておりますが、
今のところこの大豆には見られません。また、カメムシ類も見られないので、
これから順調に成熟すると思います。
   

おお〜!心配続きの彼らにもようやく太鼓判が!?
アメニモマケズカゼニモマケズ元気にがんばる大豆諸君への応援をよろしくお願いします!
私も彼らが実のある男に成長するよう見守り続けます!

それでは彼らに負けないよう!
また次のホットな話題を求めて私も発ちましょう!アリーヴェデルチ(さよならだ)

第1回農家さん、いらっしゃ〜い! -神戸町モロヘイヤ編-

チャオ!みんなバテて倒れてないかい?お待ちかねジャンミノルだよ!
 
と元気に登場したはいいものの・・・・さすがにこの暑さにはミノル、
いくらアツい男といえど折れそうです・・・
もう・・アツいキャラでやってると・・・自分で自分が暑苦しくて・・・・・・・
 
 ・・・・・
 
ハァッ!これではいけない!
私だけではにしみのに咲く情熱という名の一輪の花を枯らしてしまいそうです!!
こんなときは!更なるアツいお方にアツさを分けていただかねば!!!!!!!
 
しかしどこへいけばそのようなお方に面通りが叶うというのか・・・
 
!

そうだ!今!暑さアツさでもって対抗し!
日々我々の食卓潤す農作物を出荷する生産者さんに!
そのをお聞きしアツさを分けていただこう!!!!
 
 
というわけで第1回!根ほり葉ほり!語って聞いて!農家さん、いらっしゃ〜い!
いってみましょーーーっう!!!!!!
 
さてさて本日訪問いたしますお宅は…
葉物産地で有名な神戸町特産物モロヘイヤを作ってみえる山川美好さんです!


 
下宮青果部会協議会 モロヘイヤ部会長の山川美好です。

まずは自己紹介ですね。年齢は45歳。
家族構成は両親と祖母、妻、中学生と幼稚園の子どもで7人家族です。

モロヘイヤ、小松菜、水菜を栽培しており、両親、妻と私の4人で農業を切り盛りしています。繁忙期にはパートの方を入れる時もあります。
就農したのは33歳ですから、ちょうど12年になります。
 
 
若くして就農された山川さん、ご苦労も多々ありましたでしょう・・・・
それでは!男の語りは心で聞け!私の横槍も納めじっくり語っていただきましょう!

 
ここがモロヘイヤを作っているハウスです。
このモロヘイヤは7月上旬に播種を行いました。
収穫は1ヵ月後の8月上旬から始まり、10月末までに10日ぐらいを目安に月3回、全10回ほど行います。


モロヘイヤの収穫は、写真左のように先端からちょうど手を広げた長さくらいのところで折って行います。
10日ほどすると、またこの長さまで伸びますので、収穫できます。

今は2〜3回収穫したものが多いですね。
放っておくとモロヘイヤはどんどん伸びて、人の背丈も越えてしまいます。

なので、毎回折って収穫した後、周りの軸を鎌で剪定します。


種は1反あたり500gほど播くので、株の間引きも大切な作業です。

昔は側枝(そくし)といって脇に伸びる種類を育てていましたが、今は立性(りっせい)といって上に伸びていく種類に変えました。側枝は病気に弱く、花もつきやすかったんです。
 
 
収穫したら、次は出荷調整です。


モロヘイヤはうちでは2作にわけて作っていて、
前期は2月の下旬から3月上旬に播種し、4月上旬から7月上旬まで収穫します。
入れ替わりで後期、つまり今のモロヘイヤがちょうど収穫になるわけです。
前期にハウス8棟、後期にハウス7棟をつかって1反あたり約1000ケースを出荷します。
1日の出荷量だと15から20ケースほどになりますよ。

いつもは朝6時から8時まで収穫して、朝食をとり、9時から出荷調整作業をします。
12時にお昼をとったら、また16時まで出荷調整作業をし、
日差しの弱くなったころに出荷をして、圃場へいき防除や収穫、灌水をしたら
19時を回っている、というのが一日の流れですね。

今年はこの暑さですから、しっかり灌水しないとすぐに土がカラカラになってしまいます。特に播きたてにはしっかりやらないと発芽ムラが出ますし、発芽してから一週間の世話も大切です。


こうやって100gをはかり、この出荷用袋に入れて口を閉じ、ケースに入れます。
モロヘイヤを作るときのこだわりは、部会で行っている有機肥料100%の栽培方法です。
ハウス栽培なので茎まで食べられる柔らかさも自慢ですね。
露地栽培など普通だと収穫はハサミで行うところを、手で折ってできるのが何よりの証拠です。
また、安全・安心の野菜づくりのために農薬削減方法としてフェロモントラップを導入しています。
フェロモントラップとは、雌が雄を誘うために出すフェロモンを人工的に発する誘引剤と捕獲器を設置し、農薬をつかわずに害虫を駆除するものです。


わたしたちが育てたモロヘイヤはこんなに安全・安心なんだと、消費者の方にもっとアピールしていきたいですね。
 
 
 
 
自慢のモロヘイヤは、もちろん我が家でも沢山食べます。
今年100歳を迎えた元気な祖母がいますが、モロヘイヤやオクラなど、栄養がつまったネバネバの食材を食べているのが健康の秘訣の一環になっているかもしれませんね。
モロヘイヤはとっつきにくい野菜と思われているかもしれませんが、簡単なトッピングにするだけでバッチリ栄養が取れ、夏バテ防止にぴったりの野菜です。
うちでよくやる食べ方を紹介します。

名づけて「クレオパトラカレー」です。

かの偉大な世界三大美姫エジプト女王クレオパトラがモロヘイヤを好んで食べていたのであやかってみました。

作り方は、まずそれぞれのご家庭の味カレーをつくります。
次にモロヘイヤを茎ごとさっと茹で、一口サイズにきります。
最後に納豆とモロヘイヤをカレーに盛り付け、完成です。

お子さんの苦手そうな、納豆の独特なにおい・味やモロヘイヤの野菜の青みも、カレーの香辛料が打ち消して食べやすくしてくれます。
モロヘイヤの量はたっぷり50gがおすすめです。
 
 

どうですか?ミノルさんも一口!


   ええっ!いいんですか!
   ではお言葉に甘えて・・・・・
   
   モグモグ・・・・・・  

   こっこれは!
   納豆モロヘイヤの粘り気がカレーまろやかさを与え旨みとなって昇華されているッ…!
   味はもちろんカレーながら、野菜の味甘みすら感じます!

   カレーは強いと申しますが、ここまで栄養と味、まろやかさを兼ね備えたカレーが
   トッピングひとつで誕生するとは、野菜おそるべし・・・・!
   
   みなさんも是非、一度おためしください!

他にも、冷やしうどんやそばのつゆに入れたり、色々なものに加えてみてください。
濃い味によく合うので、酢味噌あえや、マヨネーズをつけるだけでも美味しいですよ。
厳しい夏を乗り越えたモロヘイヤのパワーで、私たちも厳しい猛残暑を乗り切りましょう!



自分の話は少し恥ずかしいですね・・・・

就農したきっかけですが、当時私は大学を卒業し、サラリーマンとして会社勤めをしていました。
しかし、仕事の都合で出張など家を離れる事が多い日々が続いており、
その中で、父が体調を崩したり、息子が生まれた事で心境に変化が生まれていました。
その時、決め手になったのは台風によるハウスの倒壊です。
叩きつける雨風の中、カッパとヘルメットでハウスを支えにいった時、自分がやらなくてはいけないと強く思い、就農を決意しました。


我が家の農業を支える4人です。

農業は、手をかけた分だけ農作物が応えてくれる事がとても嬉しいです。
逆にいえば、手をぬけばそれだけの応えしか返ってきません。
生き物なので当然です。
夏なんかは、やっぱり暑くてつらいですね。
今年は特に暑すぎて、暑さに強いはずのモロヘイヤですら全体的に弱っています。
いつもならどっしりしているのに、水をやると
水滴の重みで曲がってしまうこともあります。
過去の経験が通じず、不良品が増えてしまい、今年はまさに天候災害ですね。


それでも、安定生産と、計画生産・販売を心がけての出荷に変わりはありません。
私たちは食べ物をつくるのですから、
食品会社の意識で、衛生管理と経営をしていかねばなりません。
意識的に農業のあり方を転換し、安全、安心を現場で行うのが、
私たちの最低限守るべきラインだと思っています。
 
 
 
 山川さんありがとうございました〜!!!!!
モロヘイヤ折っては伸び折っては伸びを繰り返している事すら知らなかったミノルには,
目からウロコウロコのお話でした・・・!
 
若くして就農され、努力を続けてみえる生産者さんアツい姿には、
に負けない力強さがみなぎっています!

 私もバテてなんかいられませんね!!!クレオパトラカレーで残暑をのりきってやります!!!

それでは次回のブログはナニカナナニカナ乞うご期待あれ!!!!
アリーヴェデルチ(さよならだ)!!!
 

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